東芝は10月27日、高感度、高速処理を実現するBSI(裏面照射)型のCMOSイメージセンサを製品化した。デジタルカメラや携帯電話向けに供給していくという。2009年末からサンプル出荷を開始し、2010年第3四半期(7月〜9月)から量産する。
BSI型のCMOSイメージセンサは、受光部が配線層で減衰しないよう裏面から光を入れる設計・加工技術を用いたもの。高画素化に伴う感度低下の課題を解決する技術とされている。
製品化されたのは、1/2.3型の1460万画素で、ピッチが業界最小クラスの1.4μm。同種製品に対して感度を約40%向上できるとのことだ。
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