富士フイルム、「チェキ」に手のひらサイズの新製品--41gの「INSTAX Pal」

 富士フイルムは9月21日、“チェキ”の愛称で親しまれているインスタントカメラ「INSTAX“チェキ”」シリーズの新製品として、手のひらサイズカメラ「INSTAX Pal」(インスタックス パル)を10月5日に発売すると発表した。

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 INSTAX Palは、本体サイズが高さ44mm×幅42mm×奥行43mm、重量が41g。プリント機能を廃して、撮影に特化することで手のひらサイズを実現したという。

 リチウムイオン電池を内蔵し、1回の充電で約240枚の撮影できる。本体内蔵メモリーで約50枚を撮影可能で、別売の「microSDカード」使用時は、カードの容量上限まで画像を保存できるという。充電用端子は「USB Type-C」で、充電ケーブルが同梱する。

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 撮影シーンや撮影体験を広げる豊富な機能を搭載。例えば、本体背面のシャッターボタンを押して撮る「スタンダード撮影」では、広角レンズを生かして、スマートフォンでは撮りにくい高位置からの撮影や角度をつけたアングルでも片手で簡単に撮影できるという。

 また、「iOS/Android」の専用アプリとBluetooth接続することでINSTAX Palが写す画像をスマートフォンの画面で確認しながら撮れる「リモート撮影」に対応。Bluetooth接続時に撮影した画像は専用アプリへと自動転送され、「INSTAXフレーム」付きの画像として保存もできる。

 3秒間隔の連続撮影ができる「インターバル撮影」では、搭載したスピーカーを活用し、専用アプリに事前に録音した音声をカメラ本体のシャッター音として設定することも可能だ。

 この他、複数の画像をパラパラ漫画のように、ひとつの動画にまとめる機能「INSTAX Animation」を搭載。出力した「QRコード付きチェキプリント」のQRコードをスマートフォンで読み取ることで動画を再生できる。

 専用アプリ経由で、スマホプリンター「INSTAX Link」シリーズ、ハイブリッドインスタントカメラ「INSTAX mini Evo」や「INSTAX mini LiPlay」からのプリントにも対応。本体底面のスイッチを「F(FUNモード)」から「L(Linkモード)」に変更することで、専用アプリを介さずに「INSTAX Link」シリーズのプリンターとダイレクト接続(Bluetooth)することも可能となっている。

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 INSTAX Palは、「ミルキーホワイト」「パウダーピンク」「ピスタチオグリーン」「ラベンダーブルー」「ジェムブラック」の5色を用意する。

「INSTAX Pal」(5色展開)
「INSTAX Pal」(5色展開)

 価格はオープンだが、店頭販売想定価格は、ジェムブラックが1万7600円前後(以降、価格は全て税込)、ほか4色が1万4300円前後。いずれも、簡易ファインダーやカメラスタンドとして使える「多機能リングアクセサリ」を同梱する。

同梱の「多機能リングアクセサリ」は、簡易ファインダーやカメラスタンドとして活用できる
同梱の「多機能リングアクセサリ」は、簡易ファインダーやカメラスタンドとして活用できる

 また、本体カラーに合わせたカラビナ付きの「INSTAX Pal」用シリコンケース(ブラックは2530円前後、ほか4色は2200円前後)、INSTAXミニフォーマットフィルム「SOFT LAVENDER」(900円前後)も発売する。

「INSTAX Pal」用シリコンケース(5色展開)
「INSTAX Pal」用シリコンケース(5色展開)
INSTAXミニフォーマットフィルム「SOFT LAVENDER」
INSTAXミニフォーマットフィルム「SOFT LAVENDER」
ニュースリリース

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