三井不動産レジデンシャルは3月14日、多拠点居住サービス「n’estate(ネステート)」において、未就学児の子育て世帯に向けた保育サービス付プラン「n’estate with kids」の募集を開始した。5月13日よりプランの利用を開始する。
n’estateは、三井不動産レジデンシャルの賃貸マンションや、三井不動産グループ企業、パートナー企業の施設を活用し、生活拠点を組み合わせることで、ワーケーションや休暇の観光拠点など、自分に合った暮らし方を生成することができるサービス。
2022年9月29日にトライアルを開始し、都市型拠点8施設、郊外型拠点2施設でサービスを提供。短期から中長期まで、幅広い年齢層がさまざまな目的で利用しているという。
今回、子育てファミリー層の多拠点居住の実現において、興味はあっても日中仕事をしながら子供の面倒を見るのは難しいといったハードルを解消する目的で、未就学の子育て世帯向けに、滞在地での保育環境を整備し、保育サービス付プランの提供を開始する。
本プランの開始にあたり、山形県鶴岡市の「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE(スイデンテラス)」を運営するヤマガタデザインと、長崎県五島市の「カラリト五島列島」を運営するカラリトと「まちづくり包括連携協定書」を締結。さらに、山形県の鶴岡市と酒田市、長崎県の五島市と連携し、両施設での滞在中に、未就学の子どもを近隣の保育園に通わせることができるよう、一時預かり保育を活用する。
保護者は保育園を探す手間はなく、滞在する拠点ごとに一時預かりの保育園を個別に案内。保育園の確定後は、保護者と園とのオンライン面談を滞在前に実施することで、登園前の不安を軽減する。
利用料金は、一時預かり保育料を含めて8日間で約12万円から、または16日間で約24万円から。いずれも土曜日チェックイン、土曜日チェックアウトとなる。
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