リクルートは2月22日、同社が実施した「SUUMO住みたい街ランキング2023 首都圏版」の集計結果を発表した。
本ランキングは、首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)に居住する20歳から49歳の男女を対象に、ウェブアンケート形式で調査したもの。「住みたい街(駅)」「住みたい自治体」ごとに上位3つの回答を求め、複数路線が乗り入れている同名の駅については、得点を合計して集計している。
「住みたい街(駅)」ランキングでは、「横浜」が6年連続で1位を獲得。2位「吉祥寺」、3位「大宮」のトップ3は、いずれも前年より得点を伸ばした。4位「恵比寿」はコロナ禍以降3年連続で得点をダウン。5位「新宿」は3年ぶりに得点を大幅に増やした。
以降、6位「目黒」、7位「池袋」と続き、8位「鎌倉」は2018年以降の最高位となり、9位の「渋谷」と「東京」は、2018年以降初めてのトップ10入りとなる。11位より50位まででは、17位「舞浜」、26位「みなとみらい」、27位「有楽町」、30位「所沢」、31位「和光市」、38位「新浦安」、47位「守谷」がポイントを伸ばし、それぞれ2018年以降の最高位となった。
1都4県ごとの「住みたい街(駅)」ランキングでは、東京「吉祥寺」、神奈川県「横浜」、埼玉県「大宮」、茨城県「つくば」がそれぞれ2022年に続き1位を獲得。千葉県は「流山おおたかの森」が初の1位となった。
得点の伸びに注目すると、「大宮」が20代・3代のランキングで初の2位となり、「新宿」が得点ジャンプアップで1位となった。「所沢」は20代女性票がけん引し、初のトップ30入りを果たした。
「住みたい自治体」ランキングでは、2022年に引き続き1位「港区」、2位「世田谷区」、3位「渋谷区」という結果。以降、4位「目黒区」、5位「新宿区」、6位「文京区」、7位「品川区」、8位「千代田区」、9位「中央区」までを東京都が独占。10位に「神奈川県鎌倉市」がランクインした。
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