NECは9月14日、児童生徒が学習用端末として活用している「Chromebook」の利用状況を可視化し、学習指導を支援する教職員向けのクラウドサービス「学びの様子見える化サービス」を発表した。10月下旬から提供開始予定で、価格はオープン。
学びの様子見える化サービスは、NECが提供する教育クラウド「Open Platform for Education」および同社のChromebook「NEC Chromebook Y1Gen2/Y2/Y3」の各モデルと連携して利用する。
教職員は、端末の利用時間や操作頻度、アプリケーションやウェブサイトの閲覧履歴などをデータとして収集し、学びの様子を可視化できる。校内と校外に分けての確認も可能で、児童生徒のさまざまな状況を把握し、一人一人に合った学習指導につなげられるという。
児童生徒からの日常の体調や気分、相談といった個別メッセージを教職員へ伝達する機能、状況把握に役立つアンケート機能なども搭載し、教職員はきめ細かい声掛けや支援につなげられるとしている。
教職員だけでなく、教育委員会や学校の管理職なども端末利用を介して状況を把握できる。学校ごとの端末利用時間、教材やアプリケーションの利用状況の把握などができるという。
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