コスメ・美容の総合サイト「@cosme」を運営するアイスタイルは8月15日、米国Amazonおよび三井物産と業務資本提携したことを発表した。
米国Amazonとアイスタイルは、より価値の高いサービスを提供しながら相互のビジネスを成長させていくための最適なパートナーであるという両社の考えのもと、業務資本提携に至ったと説明している。
また、アマゾンジャパンとの具体的な協業の一つとして、Amazon.co.jp上において「@cosme SHOPPING(仮称)」のオンラインストアをオープンする予定だ。信頼できるコスメ・美容に関する情報提供、および幅広いブランド・多彩なカテゴリーでの化粧品販売を展開していくとしている。
アマゾンジャパン合同会社 社長のジャスパー・チャン氏は、「Eコマースやテクノロジーにおける当社の知見・経験と、コスメ・美容に関する情報サイトや実店舗の運営においてアイスタイルが培ってきたノウハウ等をそれぞれ活かし、コスメ・美容関連の買い物においてイノベーションをもたらし、利便性や客の満足度を高めていきたい」とコメントしている。
三井物産流通事業本部は、ECや店舗を中心としたリテール分野、商品開発分野、物流分野での投資及びビジネス構築等の幅広い分野で事業を展開しており、国内のみならずアジア始めグローバルにネットワークを持つ。
それらを通して培ったECや店舗事業におけるサプライチェーン構築、Global事業におけるパートナー発掘などに関する知見などを、国内外の美容関連における幅広いサービスに活用することで、将来的な事業成長が期待できることから、業務資本提携に至ったという。
今後の取り組みとして、三井物産の有する国内外での幅広いネットワークを活かし、アイスタイルの海外事業におけるパートナーの発掘や紹介、および関連したマクロデータの提供に加え、国内流通事業における店舗開発や課題解決のサポートなど、事業成長による企業価値向上に向けた共同事業を検討・開発していく。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」