Volvo Trucksは、航続距離が最大1000kmという、開発中の燃料電池トラックを披露した。2020年代後半に販売開始する計画。
燃料電池車(FCV)は、水素と酸素を反応させて発電し、その電力でモーターを動かして走る。走行中に排出するのは水だけで、二酸化炭素(CO2)を出さない。
Volvo Trucksが開発中の燃料電池トラックは、総重量が約65トンを超える。燃料電池セルを2つ搭載しており、300kWの出力が得られる。
航続距離は最大1000kmあり、現在多く使われているディーゼルエンジンで走るトラックと同等という。燃料の水素は、15分かからず充填できるそうだ。
数年後に、顧客による試験運用を開始する予定。そして、2020年代後半に販売を始める。
燃料電池トラックの紹介ビデオ(出典:Volvo Trucks/YouTube)
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