キヤノンマーケティングジャパンは6月24日、自動撮影カメラ「PowerShot PICK」を活用し、子どもたちの撮影と画像選別を自動化するスクールフォトプラン「自動撮影カメラプラン」を開始すると発表した。
インターネット写真販売サービス「スナップスナップ」を運営するフォトクリエイト、営業窓口を務めるラボネットワークとともに、7月1日から開始する。
スナップスナップは、保育施設や学校などにおける行事写真を、閲覧して購入できるインターネット写真販売サービス。自動撮影カメラプランでは、PowerShot PICKの自動撮影、画像選別機能を活用する。
PowerShot PICKが保育士や教職員、カメラマンに代わって子どもたちの様子を自動で撮影し、おすすめの画像を抽出。保育士や教職員は、自動抽出された画像を参考にしながら画像を選別、スナップスナップ上に公開できる。保護者は公開された写真を閲覧、購入することが可能だ。
機材レンタル費を含めた初期費用は無料。撮影を任せられるだけでなく、これまで費用面でカメラの導入が難しかった小規模な保育施設でも、手軽に写真販売サービスを導入できるとしている。
保育士や教職員は、日々多忙な業務をこなしつつ、子どもたちの成長記録を残していくことが求められる。同サービスで、業務負荷を軽減するとともに、カメラを意識しない自動撮影による子どもたちの自然体な1コマ、成長の一瞬を写真に残すことができる。
キヤノンMJは、自動撮影カメラプランの導入目標を2000施設としている。保育施設での利用に加え、スクールフォトを撮影している撮影事業者がPowerShot PICKをレンタル、システムを利用できる事業者向けプランの準備も進めているという。
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