わずか1カ月前に提供を開始したばかりの配信サービス「CNN+」が終了するという。複数の報道機関が報じた。このサービスは、提供元のWarnerMediaがDiscoveryと合併する直前の3月29日に提供を開始した。数億ドルが投じられていたにもかかわらず、4月30日に終了することが21日、CNN+の従業員らに告げられたと、米CNNが伝えている。
ライブニュースや独自番組、インタビューを提供していたCNN+には、最初から不穏な兆候があった。Warner Bros. Discoveryの最高経営責任者(CEO)であるDavid Zaslav氏は、CNN+が合併直前に提供開始されたことに「いら立って」いたと、Varietyは報じている。
CNN+の責任者であるAndrew Morse氏は退職する予定だと報じられている。
CNN+の加入者数は発表されていないが、4月に入ってからの各種報道では、デイリーユーザーは1万人未満とされていた。利用料金は月額5.99ドル(約770円)または年間59.99ドル(約7700円)。CNNによると、顧客には未使用分を按分して返金が行われるという。
Warner Bros. Discoveryはコメントの依頼にすぐには応じなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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