CNET Japanは、大規模オンラインカンファレンス「CNET Japan Live 2022 ~社内外の『知の結集』で生み出すイノベーション~」を、2月21日から3月4日の2週間(平日9日間・全18講演)にわたり開催する。会場はZoomウェビナー。事前登録制で参加費は無料。
ニューノーマル時代となり、私たちにとって当たり前だった常識が覆され、さまざまな業界でゲームチェンジが起きている今、企業にはこれまで以上に早いスピードでの意思決定や事業開発が求められるようになっている。このような状況もあり、年々勢いを増しているのが、1社ではなく複数社の知見や技術を掛け合わせる「オープンイノベーション」や、社内のあらゆる部署から知恵を募る「社内ビジネスコンテスト」。こうした社内外の“知の結集“でイノベーションを生み出そうとしている挑戦者たちを紹介する。
2日目となる2月22日(15:00~15:40)には、「誰もが当たり前にオープンイノベーションに取り組むために必要な『一歩』とは」と題し、ONE JAPAN発プロジェクトとなる、POLと富士フイルムグループの共創事例を紹介する。
ONE JAPANは、大企業の若手・中堅社員を中心とした約50の企業内有志団体が集う実践コミュニティ。大企業から挑戦する空気をつくり、組織の活性化や社会をより良くするために活動しているという。
課題解決や事業創出の手段として、各社がオープンイノベーションの実践を試みているなか、組織全体にこの手法が定着しているとは言い難い状況でもある。一部の担当者のみならず、全ての社員が当たり前にオープンイノベーションという手法を活用するためにはどうすればいいのか。
今回の事例のきっかけを作った富士フイルムシステムサービスの担当者は、新規事業やアクセラレーション担当者ではない。そのなかで、大企業内でオープンイノベーションを活性化するために社内で踏み出した一歩や、文化の異なる大企業と事業共創するに至ったPOLの狙いなど、事業共創の過程を振り返りながら考察する。
登壇するのは、POL 執行役員 事業企画の宮﨑航一氏、富士フイルムシステムサービス 公共事業本部 本店営業部 戦略推進課 リーダーの斎藤謙一氏、東急アライアンスプラットフォーム(TAP)事務局の武居隼人氏の3人。同日のモデレーターはCNET Japan編集長の藤井涼が務める。また、後半には視聴者から質問を募るQ&Aの時間も設ける予定となっている。
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