ロスゼロ、東急と協業--福袋のように楽しむ食品ロスのサブスクサービス開始

 ロスゼロは2月10日、東急と協業し、東急が大井町エリアで運営するカフェ「PARK COFFEE」にて、食品ロスのサブスクリプションサービス「ロスゼロ不定期便」の申し込み受け付けを2月15日より開始すると発表した。

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 ロスゼロ不定期便は、不定期・不定量に発生する食品ロスの特色を、ネガティブなイメージに捉えるのではなく、「何が送られてくるかわからない」ことをポジティブに捉え、食品ロスを福袋が届く感覚で楽しんでもらうことを目的としたサービス。2カ月に1度、余剰分の食品が多く発生したタイミングで商品が発送されるという。

 なお、内容物については、スイーツが中心(食材も含まれる)となるが、食品ロスの状況に合わせて毎回変更されるという。価格は、税込5000円(送料無料)。賞味期限については、基本的に1カ月程度を確保。短いものがある場合は、配送時に明記するという。

 両社は、2021年10月にPARK COFFEEで食品ロスとなる食品の販売会を実施。この販売会が好評だったことを切っ掛けに、食品ロスをより日常的に消費者に知ってもらうためには、今後もコミュニケーションの場を持続可能な形で持つことが望ましいという思いが一致。今回のPARK COFFEEでの不定期便の受け付けにつながったという。

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 東急が運営するPARK COFFEEは、「大人になっても立ち寄れる、公園のようなコーヒーショップ」がコンセプト。地域コミュニティ拠点として、多様なイベントが開催されている。また、カウンターや座席には東急線車両の座席や、かつて駅舎で使用されていた木材が使用されている。スタッフのエプロンについても、東急電鉄の技術員の制服が使用されているという。

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