Microsoftは米国時間1月25日、2022会計年度第2四半期(12月31日締め)の決算を発表した。商用クラウドの売上高は221億ドルに達し、前年同期比で32%増加した。全体の売上高は20%増の517億ドル、純利益は21%増の188億ドルだった。1株あたりの利益は2.48ドルで22%増加した。
アナリストらは売上高を509億ドル、1株あたりの利益を2.31ドルと予想していた。Microsoftによると、四半期の売上高が500億ドルを超えたのは今回が初めてだという。
すべての製品グループで好調な内容となった。「Office Commercial」製品およびクラウドサービスの売上高は14%増加し、それをけん引したのが「Office 365 Commercial」の売上高19%増だった。「LinkedIn」の売上高は37%増加した。「Dynamics」製品およびクラウドサービスの売上高は29%増加し、「Dynamics 365」の売上高45%増がこれをけん引した。
「Windows OEM」の売上高は、PCの部品不足が続いているにもかかわらず、主にビジネス需要の強さから25%増加した(商用ライセンスは非商用ライセンスより多くの利益を生む)。Windows OEMの売上増には、「Windows 11」の売上高の繰り延べによる好影響も含まれている。Microsoftは「Surface」事業について、厳しい第2四半期になると予測していたが、そのSurfaceの売上高も8%増加した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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