獣医師監修の手作りドッグフード「ココグルメ」をD2C展開するバイオフィリアは12月22日、DIMENSIONをリード投資家として、SBIインベストメント、三菱UFJキャピタル、ギークス、ユナイテッド、AGキャピタル、他数社および、個人投資家からシリーズAラウンド約5.6億円の資金調達を実施したと発表した。
同社は、人も食べられる新鮮な食材を使い、食品安全法の基準をクリアした食品工場で栄養素を壊さないよう低温調理された「フレッシュぺットフード」など、ペット事業を展開。なかでも、同社が製造・販売するドッグフードであるココグルメは、すべての原料に国産の肉や野菜を使用し、グレインフリー、保存料・着色料不使用で、食材から調理・配送までオールヒューマングレードにこだわっているという。
コロナ禍においてペットへの家族意識や健康志向が高まるなか、ココグルメは愛犬家から支持を受け前期売上増加率434%、ローンチ2年6カ月で会員数5万人、累計販売食数650万食を突破。国内ブランドにおけるフレッシュドッグフード販売トップを維持しているという。
同社では、ペットフード市場の成長にともなって事業が順調に推移していることから、より顧客への要望に応えられるよう、新商品の開発や品質向上、サービス充実のために資金調達をしたという。
調達した資金は、ココグルメの新レシピや小分けタイプの開発および、事業拡大にともなう人材採用の強化といった既存事業の拡充に使用。さらに、猫用フード「ココグルメ for Cat(仮名称)」の開発や、販促広告費・研究開発事業費といった新規事業開発に当てる方針だという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」