JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニーは11月2日、オイテルと連携し、個室トイレに生理用ナプキンを常備し無料で提供するサービス「OiTr(オイテル)」を11月10日~2022年3月31日までの期間限定で実施すると発表した。
設置箇所は、JR東京駅構内「グランスタ東京」内 地下1階 スクエア ゼロ 女性トイレ・多目的トイレの一部。
オイテルは、「トイレットペーパー同様に無料で生理用品が常備される世の中にしたい」とし、事業展開している。OiTrが配る生理用ナプキンは、サイネージ広告出稿企業の広告費からまかなうことで、無料で提供する。
OiTrアプリ(無料)をダウンロードしておき、アプリを起動してスマートフォンをディスペンサーに近づけると取り出し口から受け取れるしくみだ。2時間毎に1枚まで受け取れ、25日間で7枚が無料付与される。
最近では、経済的な理由で生理用品を購入できない「生理の貧困」が社会問題となっている。今回のサービスは、SDGsへの取り組みの一環だ。必要な人すべての人に行き届くサービスとして、生理に伴う心や体の負担を軽減することを目的としており、エキナカ商業施設における初めての取り組みとなる。
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