Appleの特許出願書類によると、「iPhone 13」がボタンレスになる可能性もありそうだ。しかし、側面にボタンを搭載するのが「iPhone 12」で最後になるとすると、どのようにiPhoneを操作すればよいのだろうか。
Apple Insiderが発見したAppleの米国特許出願書類は、Appleが「静電容量式センシング入力デバイス」を模索していることを示唆している。「ボタン」と呼ばれていた入力用の機構は、「目に見えないバックライト付きの穴」になるようだ。
これはかなり巧妙なアプローチのようにみえる。適用すれば、間違いなくどのデバイスもいくらか優雅さを増すだろう。重要なのは、こうした機能が次のiPhoneに組み込まれるのか、それともAppleが機能を統合するのを2022年以降まで待たなければならないのかという点だ。これは突飛なアイデアではなく、AppleがiPhone 13に加える可能性のある他の変更点となじむものだ。
例えば、iPhone 13が指紋リーダーを再設置するといううわさがあった。この場合、従来の指紋リーダーの代わりに、新しいスキャナーがスクリーンの内側に配置されるかもしれない。Appleがこの方向性を採用すれば、ボタンレスのミニマリスト風デザインとぴったり合うことは疑いがない。
Appleはすでに、2016年の「iPhone 7」でイヤホンジャックを取り払っている。うわさでは、「Lightning」端子の接続ポートもなくなるとされている。Lightningポートがなくなり、ワイヤレス充電に賭けるとなると、iPhone 13はApple初の完全ポートレススマートフォンとなる。ついでにボタンレスにしてもよいのではないだろうか。
もちろん、この特許出願書類は、iPhoneとはまったく異なる製品に関連付けられている可能性もある。結局のところ、Appleの次期スマートフォンに関する情報の多くは推測で、iPhone 13という製品名でさえ不確かだ。ただし、明らかなことが1つある。これらの謎はすべて、9月に開催される可能性が高い次期iPhone発表イベントで解消されるだろう。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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