KADOKAWA Connectedは、KADOKAWAグループで発行される書籍などで活用されている、QRコード&短縮URLを一元管理するDXツール「QRouton」の一般提供を、8月11日から開始した。
これは、リンク先を後から設定できる可変QRコードを発行するほか、複数のQRコードを一元管理しアクセス解析ができるサービス。ほかにもQRコードの開始や終了日時を予約設定できるほか、可読性の高いQRコードの発行もできる。また有料オプションで、任意の独自ドメインで短縮URLとQRコードを同時発行する機能も用意されている。後からでも内容を変更可能な可変性や、有効期間の指定機能などを特徴とし、独自のアクセス解析機能をサービス内に持っているため、複数施策の一元管理に有効なサービスとなっている。
これにより、 印刷スケジュールがタイトで、QRコードの遷移先URLが決まらず校了に間に合わないようなケースでも、QRoutonのQRコードは、遷移先が決まっていない状態で発行可能なため、「とりあえず発行して、遷移先URLは後から設定する」といったことが可能。また、校了後にリンク先の間違いが発覚したとしても、管理画面から遷移先URLを修正できるため印刷事故の予防もできるという。このほか遷移先変更に対応できるため大量印刷が可能となるほか、プロモーションの効果測定、遷移先をスケジューリングできることによって、解禁日ギリギリまで情報の秘匿が可能といった活用もできるとしている。
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