Appleは米国時間3月16日、地図アプリ「マップ」をアップデートしたと発表した。これにより、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けられる場所を見つけやすくなる可能性がある。Appleは、ボストン小児病院が開発した無料サービス「VaccineFinder」と連携して、マップに全米2万カ所以上のワクチン接種場所を追加した。マップアプリ内で検索するか、Appleのデジタルアシスタント「Siri」に質問することで、近くの接種場所を見つけられるという。
このアップデートは、パンデミックに関する適切な情報を収集して広めるために同社が進めている取り組みの一環だ。
マップ上でワクチン接種場所を選択すると開くカードには、所在地、電話番号、対応する時間帯が表示される。ここには医療提供者のウェブサイトへのリンクも表示されるため、ワクチン接種の申し込み方法などをさらに詳しく調べられる。Appleは今後数週間のうちに、ワクチン接種場所をさらに追加していく計画だ。医療提供者は「Apple Business Register」のウェブサイトから、ワクチン接種施設の情報をAppleに提供できる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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