Twitterは、ハードウェアセキュリティキーによるアカウント保護を支援する大きな動きに出た。ハードウェアセキュリティキーは、セキュリティの観点から特に強力な認証方法の1つだ。Twitterは米国時間3月15日、これまではログイン用に1つのキーしか登録できなかったが、複数のキーを登録できるようにしたと発表した。
キーが1つしか登録できないと、キーを紛失したり忘れてきたりすると問題が生じるが、Twitterは、2要素認証用に認証アプリやSMSコードもサポートしている。複数のキーが登録できれば、SIMスワップ攻撃などの問題からアカウントを保護する上で、より安全だ。2019年には、SIMスワップ攻撃を利用したハッカーによって、Twitterの最高経営責任者(CEO)であるJack Dorsey氏のアカウントが不正アクセスされている。
長期的には、ハードウェアセキュリティキーへの移行によって、パスワードが一切不要になる可能性がある。現時点では、Twitterはハードウェアセキュリティキー以外の認証オプションの使用を義務付けている。しかし将来的には、ハードウェアセキュリティキーのみでログインできるようにする予定だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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