ZONeは11月25日、日本eスポーツ連合(JeSU)監修のもと、スマートフォンを使ってeスポーツに必要不可欠な自身の能力を測定できる「JeSU公認 全国統一eスポーツテスト presented by ZONe」を開発したと発表。同日から公開した。
同テストは、eスポーツの振興と選手の発掘・育成を目的とした、日本初となるJeSU公認のゲーム能力測定テスト。専用アプリを利用することなく、スマートフォンのブラウザから測定可能となっている。「手」「目」「脳」を駆使して行う「HAND」「EYE」「BRAIN」という3つのテストによって、eスポーツに必要不可欠な「操作力」「認知力」「思考力」「反射力」「持久力」の5つの基礎能力を計測するという。
これら3つのテストの記録と、5つのゲーム基礎能力を総合的に評価した偏差値(全国のプレイヤーに対する自己の相対位置)を知ることで、自身の長所短所や実力などを把握・分析しながら、eスポーツのトレーニングを行うことができる。また、全国偏差値だけでなく、自分の所属する都道府県エリアでの偏差値も計測されるので、地域での相対的な位置をチェックするのにも利用可能。
なお、毎日0時から23時59分の期間の各ゲームの最高記録(≠偏差値)を「デイリーハイスコア」として記録。過去30日分のデイリースコアを個人記録として保存し、30日分のデイリースコアの推移を折れ線グラフとして表示できる。
同テストの開発に当たっては、eスポーツ研究の第一人者である馬場章氏(東京大学大学院 元教授・元日本eスポーツ協会理事・元CESA理事)を監修に迎え、eスポーツの日本代表選手によるテストプレイも実施。能力の測定だけでなく、トレーニングにも役立つゲームバランスの調整を行った。なお、同テストは、JeSUが発行するプロライセンスの選考に関係するものではないとしている。
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