Twitterは今後、「誤解を招く」とラベル付けされたツイートを「いいね」する場合にも警告を表示していく。既にラベル付きのツイートをリツイートする際に警告が表示される仕様になっているが、それをさらに拡大する。同社によると、リツイートの前に詳細の確認を求めるメッセージを表示したことで、誤解を招くツイートの引用が29%減少したという。
米国時間11月23日、Twitterは公式アカウントで、「ラベル付きのツイートに『いいね』をタップしたユーザーにも(警告が)表示されるよう、措置を拡大していく」とツイートした。「米国の選挙、新型コロナウイルス感染症、合成または操作されたメディアについてのルールに基づき、ラベル付きのツイートが誤解を招く理由を説明することは重要だ」
Twitterによって「異議が唱えられている」のラベルが付けられたツイートに、ユーザーが「いいね」をしようとすると、「Twitterを信頼に足る情報源として維持できるようご協力ください」というメッセージがポップアップされる。ボタンも表示され、ツイートに「いいね」をする前にそのトピックの詳細を確認できる。
2020年に入り、新型コロナウイルスや米大統領選について誤解を招く大量のツイートが投稿される中、Twitterは以前より多くのツイートにラベルを付与するようになった。これにはDonald Trump大統領のツイートも含まれていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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