LINEは7月2日、コミュニケーションアプリ「LINE」上で企業が自社サービスを展開できる「LINEミニアプリ」のエントリー受付を開始したと発表した。現時点では、サービス内容を事前に審査後、同社が承認したサービスのみユーザーへの提供が可能になる。
LINEミニアプリは、予約・注文・決済・会員証といった企業の自社サービスを、無償でLINE上に提供できるウェブアプリ。月間8400万人のユーザー基盤をベースに、アプリを個別にダウンロードすることなく各社のサービスにアクセスできるため、利用までのハードルを下げることができる。決済や予約などは、個別にメッセージを送信可能。
また、LINEの「ホームタブ」や各企業の「LINE公式アカウント」だけでなく、各企業の公式ウェブサイトやSNS上のリンク、チラシなどに記載されたQRコードなどからミニアプリを立ち上げることができるほか、LINEアカウントに紐づいた利用データを取得し、サービス改善やLINE公式アカウントなどを通じたマーケティング施策に活用できる。
LINEミニアプリは、2019年6月の「LINE CONFERENCE 2019」にて構想を発表。以降、PAL CLOSET(会員証提示・EC)やAllbirds(店内入場の順番待ち)、アイセイ薬局(処方せん事前受付)、スシロー(受付・予約)など、複数企業がサービスを先行で提供。今後は、すき家、はなまるうどん、吉野家、ロクシタンジャポン、UCC上島珈琲など、さまざまな企業・サービスにおいてLINEミニアプリを提供予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方