キタムラは、東京都新宿区3丁目にカメラの新しい専門店「新宿 北村写真機店」(北村写真機店)をオープンする。全7フロアから構成され、関連グッズから新品、中古カメラ、レンズを取りそろえるほか、修理や日々のメンテナンスまでサポートするサービスカウンターなどを用意する。オープンは7月3日。
北村写真機店は、カメラのキタムラが運営する新店舗。「ツタヤブックアパートメント」の跡地に地下1Fから地上6Fまで全7フロアでオープンする。内装デザインはTONERICO:INC.、サインデザインは6Dの木住野彰悟氏が手掛け、通常のキタムラの店舗とは異なる店舗デザイン、ロゴデザインを採用。キタムラは2018年にカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の傘下に入っており、コンセプトデザインはCCCクリティブ CEOの谷川じゅんじ氏が担う。
白を基調とした内装や、90度に回転する入り口扉、1階には「スタイル&グッズ」として、フィリップ・ワイズベッカー氏がデッサンしたカメラをモチーフにしたトートバッグやレンズクリーナーなどのグッズを用意するなど、カメラ初心者や興味のない人でも訪れやすい店内にしているとのこと。入り口は3カ所あり、新宿3丁目の人通りをどこからでも取り込みやすい。
カメラ初心者を意識しながら、新品、ユーズド、ヴィンテージを含めたカメラ、レンズを用意。近隣のカメラ量販店に比べるとフロア面積はコンパクトだが、専用の什器や、統一された展示台などを採用することで、同等の展示数を確保。在庫量も世界有数としている。
最上階となる6階には、ライカをはじめ希少価値の高いヴィンテージカメラを集めた「ヴィンテージサロン」を用意。このほか、撮影スタジオやイベントスペース「Space Lucida(スペースルシダ)」も設ける。イベントスペースでは、8月2日までオープン記念展覧会として「蜷川実花展-千紫万紅-」を開催中だ。
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