LINEは5月28日、文部科学省向けに「学生支援緊急給付金」を申請できるLINE公式アカウントを提供すると発表した。
これは、文部科学省からの依頼にもとづいて開設したもので、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、経済的に困窮している学生に対し、住民税非課税世帯の学生で20万円、それ以外の学生で10万円を提供する給付金をLINEから申請できる。
この公式アカウントは、大学や専門学校など、学校ごとに発行されたQRコードを読み込んでアカウントを友だち登録し、「生活費・学費に占めるアルバイト収入の割合が高い」や、「家庭(両親)の収入減少などにより、家庭からの追加的支援が期待できない」などの申請要件に該当するかどうかをチェックしたのち、学籍番号や振込先などを入力。学生証の写真を添付することで申請が可能。
公式アカウントでは、給付金申請に関する質問への問合せ機能を設け、「要件を完全に満たさないと対象にならないのか」や「必要な証拠書類が揃わないと申請できないのか」など、知りたい質問内容を選択することで、必要な回答を得ることができるという。
なお、LINEでの給付金申請は、実施を希望した学校ごとに文部科学省がQRコードを発行する。そのため、給付金が受け取れるかは各学校に確認する必要がある。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス