米マイクロソフトは5月6日、ハイエンド2-in-1デバイス「Surface Book 3」を発表した。同社では、エントリー向け2-in-1デバイス「Surface Go 2」も同時発表している。価格は、1599ドル(13.5インチのベースモデル)から。
Surface Bookは、同社のハイエンド2-in-1デバイスで、Surface GoやSurface Pro、Surface Laptopと異なり、ディスクリートGPUを搭載。搭載RAM量も多く、映像編集や3Dグラフィックなど、クリエイター向けのパフォーマンスを有する。本体は、タブレットとキーボードベースに分かれており、ディスプレイはタッチ操作やSurfaceペン、Surfaceダイヤルが利用可能。AdobeなどのクリエイティブツールやCADツールなどで威力を発揮する。
Surface Book 3では、13.5インチ(3000×2000ピクセル)と15インチ(3240×2160ピクセル)の2モデルをラインアップ。13.5インチは、第10世代Intel Core i5 1035G7プロセッサー(1.2GHzクアッドコア、TurboBoost時最大3.7GHz)、第10世代Core i7 1065G7プロセッサー(1.3GHzクアッドコア、TurboBoost時最大3.9GHz)を搭載。15インチは、13.5インチの上位モデルと同じCore i7 1065G7プロセッサー。両モデルともIce Lake世代で、TDP15Wのモバイル向けCPUを採用する。
GPUは、13.5インチのCore i5モデルがCPU内蔵のIntel Iris Plus、Core i7モデルがNVIDIA GeForce GTX 1650 Max-Q(4GB GDDR5メモリ)を採用する。15インチモデルでは、NVIDIA GeForce GTX 1660Ti Max-Q(6GB GDDR6メモリ)のほか、NVIDIA Quadro RTX 3000 Max-Q(6GB GDDR6メモリ)が選択できる。
メモリ(いずれもLPDDR4x 3733MHz)は、13.5インチが8GB、16GB、32GB。15インチが16GB、32GBをラインアップ。ストレージは、13.5インチが256GB、512GB、1TB。15インチが256GB、512GB、1TB、2TBが用意される。そのほか、1080pの動画撮影が可能な500万画素フロントカメラ、800万画素のリアカメラを採用する。
インターフェイスは、USB-PD 3.0に対応したUSB-Cポート×1、USB 3.1 Gen2対応のUSB-Aポート×2、3.5mmイヤホンジャック、Surface Connectポート(キーボードに1ポート、タブレット部分に1ポート)、SDXCカードリーダーを内蔵。バッテリーは、通常使用で13.5インチが15.5時間、15インチモデルが17.5時間としている。重さは、13.5インチのCore i5モデルが1.534kg、Core i7モデルが1.642kg、15インチが1.905kgとなる。
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