シャープは4月22日、21日より開始したマスク販売を一時停止すると発表した。
同社では、日本政府からの要請を受け、2月28日にマスクの生産を決定。三重工場のクリーンルームを活用しており、3月31日には、日本政府向けに出荷を開始。当初は政府への納入を優先していたが、4月21日からは50枚入り税別2980円で個人向けにも販売を開始した。
しかし、販売開始となる10時前後からアクセスが急増。会員登録サイト「COCORO LIFE」につながりにくい状態に陥ったほか、シャープのIoT家電にも影響。認証ページにも負荷がかかり、結果としてスマートフォンアプリで操作できない(物理ボタンや赤外線リモコンは使用可能)といったユーザーの報告がTwitterなどに複数挙がる事態となっていた。
同社公式アカウントでは、22日中での販売再開を目指すとしているものの、今のところ正確な再開時期は未定としてる。
多くの方をやきもきさせております、シャープのマスクですが、当初予定の本日10時からの販売はありません。今日中の再開を目指していますが、現在のところ見通しはお知らせできません。すみません。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) April 22, 2020
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