Microsoftは2020年内に発売予定の次世代ゲーム機「Xbox Series X」について、さらに詳しい情報を明らかにした。同社は米国時間3月16日に3つの記事を公開し、ゲーム機本体のスペック、コントローラー、システムの反応速度の向上について説明した。一部の情報は既に公開されているものだが、ゲーム愛好家が知りたいと思う新情報も含まれている。
1つ目の記事はXbox Series Xのスペックシートに関するものだ。12テラフロップスのグラフィック性能を実現する「RDNA 2」グラフィックスカードと「Zen 2」プロセッサなど、多くの情報が2月に公開されている。
この記事では、Xbox Series XのSSDドライブに関する機能も強調している。システムに新たに加わった「Xbox Velocity Architecture」により、開発者は最大100GBのゲームアセットを即座に利用できる。
Microsoftはまた、ゾンビシューティングゲーム「State of Decay 2」を使って、次世代Xboxと旧世代Xboxの読み込み時間の差を紹介する動画も公開した。「Xbox One X」ではゲームを読み込むのにおよそ50秒かかるが、Xbox Series Xではわずか9秒だった。
新しいコントローラーには2つのアップデートが加えられている。1つは「D-pad」の改良、もう1つは「Share」(シェア)ボタンの追加だ。
MicrosoftはXbox Series Xの具体的なサイズが151mm×151mm×301mmであることも明らかにした。
Xbox Series X: 151mm x 151mm x 301mm #PowerYourDreams pic.twitter.com/CNOGaoCXNP
— Xbox (@Xbox) March 16, 2020
Xbox Series Xが最初に発表された2019年12月、一部の人はその見た目が冷蔵庫のようだとしてソーシャルメディアにジョークを投稿していた。
Make some room, because the official height of the #XboxSeriesX has been revealed... pic.twitter.com/mXNBPk7Rty
— Console Deals (@consoledeals) December 13, 2019
Microsoftはこれを受けて16日、Xbox Series Xと冷蔵庫のサイズを比較する画像をツイート。
Fridge for scale. #PowerYourDreams pic.twitter.com/2n4OEUKXUz
— Xbox (@Xbox) March 16, 2020
Xbox Series Xは2020年のホリデーシーズンに発売予定だ。価格はまだ発表されていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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