NECソリューションイノベータならびに日本電気(NEC)は2月19日、スマートワークの推進や、労働時間の適正化やチームの生産性の向上を支援する「NEC 働き方見える化サービス Plus」を、3月1日から提供すると発表した。
これは、NECソリューションイノベータが提供している「NEC 働き方改革支援ソリューション」と、NECが提供している「働き方見える化サービス」の機能を統合したもの。新サービスでは、時間や場所にとらわれない労務マネジメントや、メンバー間のコミュニケーションの向上による業務改善などが可能となる。
スマートワークの推進の観点から「コミュニケーションダッシュボード」を活用することで、従業員の勤務場所や時間外勤務状況、休暇状況などを可視化。メンバー間で互いの状況を共有することが可能となる。これによって、メンバーの負荷状況を把握することや業務分担を見直すなどといったことに活用でき、マネジメントを支援する。
また、勤怠情報とこのサービスで取得したPCの利用状況より、法令違反となる上限時間、または36協定などにより企業が事前に設定した上限時間に近づいたり超過した場合、自動的に検知・予測をし、アラートを表示。メンバーの労働時間に対する意識向上を支援する。
PCやアプリケーションの利用状況から、メンバーの業務負荷の分析が可能。さらに時間外勤務申請と連動し、終業予定時間になるとPCをロックすることもできるようになっている。
今後の機能強化として、Microsoft Teamsとの連携が9月から可能となる予定。サービスに登録した「今日メール」の内容(業務予定)を、プッシュ型でMicrosoft Teams に発信し、チームメンバーで共有することができる。メンバーの情報をMicrosoft Teams上でも参照できることによって、メンバー間のコミュニケーション向上を図ることができる。
サービスプランは3つ用意されており、利用料金は「ライトプラン」が1IDにつき月額250円(税別)、「スタンダードプラン」が1IDにつき月額350円(税別)、「アドバンスプラン」が1IDにつき月額500円(税別)。各プランともに、10ID以上から提供可能となっている。
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