IDCは、中国のスマートフォン市場に関する調査結果を発表した。それによると、2019年第4四半期の出荷台数は8620万台で、前年同期の1億210万台から15.6%減。2020年通期は出荷台数が3億6670万台で、前年の3億9650万台に比べ7.5%少なかった。
2020年第1四半期の状況については、新型コロナウイルスの影響で前年同期比30%を超える減少まで予想されるという。
2019年第4四半期に出荷台数が大きく減った理由として、IDCはHuawei Technologies(ファーウェイ)の過剰在庫と、5G対応スマートフォンの価格低下を待つ消費者の買い控えを挙げた。ちなみに、出荷台数の減少はこれで11四半期連続、3年連続だそうだ。
2019年第4四半期における出荷台数の上位5ベンダーなどは以下のとおり。括弧内は、いずれも前年同期の数値と前年同期比。
●1位:ファーウェイ
●2位:vivo
●3位:OPPO
●4位:Apple
●5位:シャオミ
●その他
●合計
2019年通期における出荷台数の上位5ベンダーなどは以下のとおり。括弧内は、いずれも前年の数値と前年比。
●1位:ファーウェイ
●2位:vivo
●3位:OPPO Electronics
●4位:Xiaomi(シャオミ)
●5位:Apple
●その他
●合計
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