Google製アプリのデータをダウンロードするためのツール「Googleデータエクスポート」で、一部のデータが行方不明になる問題が2019年11月に発生していたことが分かった。9to5Googleが先に報じたように、このツールを使用して11月21~25日の間に「Googleフォト」の動画をダウンロードした場合、その一部が赤の他人のアーカイブに保存されている可能性がある。
「それらのユーザーは、不完全なアーカイブか、自分のものではない動画(写真は含まれない)を受け取っている可能性がある」と、Googleの広報担当者は電子メールによる声明で述べた。「根底にあった問題を修正し、再発防止に向けて詳細な解析をした。このようなことが生じて大変申し訳ない」
Googleは米国時間2月3日に、ユーザーにこの問題を通知し、影響を受けたユーザーに対して、これまでのエクスポートを削除してエクスポートをやり直すよう求めた。Googleによると、影響を受けたのはGoogleフォトユーザーの0.01%未満で、Googleの他のアプリにこのバグの影響はないという。
Whoa, what? @googlephotos? pic.twitter.com/2cZsABz1xb
— Jon Oberheide (@jonoberheide) February 4, 2020
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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