Amazonは米国時間1月30日、2019年度第4四半期の決算(12月31日締め)を発表した。同社の利益は記録的な水準が続いた後、第2〜第3四半期に落ち込んでいたが、第4四半期には四半期の史上最高記録まであとわずかというところまで再び回復した。
こうした朗報に加えて、同社は世界全体のAmazonプライム会員が、2018年4月に報告した1億人超から増加し、1億5000万人を上回ったことを明らかにした。
2017年と2018年の増収率は30%強で、このような大手企業にしてはかなり大きな数字だった。2019年の増収率は過去数年より低いものの、他の多くの小売企業をはるかに上回る20%に達した。
同社は、米国のAmazonプライム会員向けに提供していた2日以内の無料配送サービスを翌日無料配送に変更するのに巨額を費やし、販売促進に取り組んできた。費用はかかったが、そうした取り組みが功を奏し、第3四半期には前年同期比24%という最高の増収率を記録した。
第4四半期で見ると、同社は33億ドル(1株あたり6.47ドル)の利益を計上した。これは、Yahoo Financeの調査でアナリストらが予測していた1株あたり4.03ドルを優に超え、前年同期の1株あたり6.04ドルを上回った。こうした利益は主に、同社の主要な収益源であるクラウドコンピューティング事業のAmazon Web Services(AWS)によるものだ。
第4四半期の総売上高は前年同期比21%増の874億ドルで、アナリスト予想と自社のガイダンスをいずれも上回った。
2020年度第1四半期の売上高は690億~730億ドルと予想している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス