サムスンの「Galaxy Tab S6」の新バージョンが登場する。ただし販売地域は、今のところ韓国のみだ。同社は現地時間1月29日、「Android」を搭載したこのタブレットの5G対応モデルを、韓国で30日に発売すると発表した。価格は99万9900ウォン(約9万2000円)で、製品名は5G対応を反映して「Galaxy Tab S6 5G」となる。
このタブレットの仕様は既存の5G非対応モデルとほとんど同じで、10.5インチのディスプレイ、6GBのRAM、128GBのストレージを搭載する。既存モデルと大きく異なるのはセルラーモデムの部分で、4G LTE対応モデルの「Snapdragon X24 LTE Modem」に代わり、Qualcomm製の「Snapdragon X50 5G Modem」チップが採用された。
サムスンがこの5G対応モデルを韓国以外の地域で販売するかどうかは明らかになっていない。
サムスンはサンフランシスコで米国時間2月11日に開催するイベントで、以前からうわさされている「Galaxy S20」シリーズを発表するとみられている。また、この新シリーズのスマートフォンには、幅広い周波数帯の5Gを利用できるQualcommの最新モデム「Snapdragon X55 5G Modem」が搭載されるという話もある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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