サイバーエージェントは1月29日、プロレス団体「プロレスリング・ノア」(ノア)を運営するノア・グローバルエンタテインメントの発行済株式の全株式を取得することについて、合意したと発表。インターネットテレビ局「AbemaTV」の格闘チャンネルにおいて、ノアの試合や番組の配信を行うほか、傘下にあるDDTプロレスリングとともにグループシナジーを活かした発展を目指すという。
サイバーエージェントは、1997年に旗揚げされたDDTプロレスリングを2017年9月にグループ化。AbemaTVを通じた試合の中継やレギュラー出演番組の放送などを通じて、団体の成長に取り組んでいるという。
ノアは、全日本プロレスから独立した三沢光晴氏によって2000年8月に旗揚げされたプロレス団体。ファンからの支持を受けている一方で、近年では経営が安定しないという状況が続いているという課題があったという。
このような背景のもと、ノアの経営安定や団体成長を目的として、ノアのサイバーエージェントグループ参画について合意。ノアの社名や組織は現体制を維持し、社長にDDT社長の高木規氏が、副社長にノアレスラーの丸藤正道氏が就任。現社長の武田有弘氏は、執行役員として引き続きノアに携わっていくとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」