SBSロジコムは12月24日、Pyreneeとドライバー用AIアシスト機器「Pyrenee Drive」の開発に関する業務提携を12月12日に締結したと発表した。
Pyreneeが開発中のPyrenee Driveは、内蔵されたステレオカメラが道路上の映像を常時撮影し、AIによる物体認識と解析による危険予測とアラーム機能を備えた後付け型のAI運転アシスト機器。
今回の提携では、同社が所有する約1500台の車両に「Pyrenee Drive」の試作機を搭載し、日常業務のリアルな実証データをPyreneeへと提供する。また、SBSグループの「姉崎自動車教習所」のコースをPyreneeに貸し出し、機器テストや追加データ収集などに活用するという。
同社は、同提携を通じてPyrenee Driveに搭載されたAIのディープラーニングを支援し、Pyreneeが目指す2020年中の商品化に協力する。
同社では、外付けタイプのPyrenee Driveが実用化することで、稼働中の既存車両であってもAIアシストを即活用できるようになり、交通事故撲滅への現実的な近道であると期待。また、従来の安全への取り組みに加え、最新のAI・IT技術を積極的に採用することで、さらなる交通事故削減を目指すという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス