KDDI ∞ Laboは、2011年から国内事業者初のインキュベーションプログラムとして、スタートアップとともに新たな事業の共創に取り組んできた。また2012年からは国内外の有望なベンチャー企業に投資を行うコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)もスタートし、200億円のファンドで年間20社程度に投資をしているという。パートナー連合プログラムには、41社が名を連ねる。
KDDI KDDI ∞ Labo長の中馬和彦氏は、「パートナー連合プログラムには、たとえば凸版印刷と大日本印刷、東急と西武鉄道といったような競合もいる。1業種1社という制限を設けていないので1業種2社もある。仲良くなって一緒にスタートアップを応援できるのが特殊なところ」と説明する。
今後は、第5世代移動通信システム5Gの活用も視野に入れ、リアルタイムで高精度なトレーニング指導や、無人での商品購入に加え、受付などの無人化を進め、トータルでランナーズスペースの運営高度化を目指す。
「これからの世の中を見ると5Gの時代。すべてのものがネットにつながり、ますますネットの世界とリアル社会がインターネットに取り込まれる。どういうところから取り込まれるのか。分かりやすいところから提案したい」(中馬氏)とし、今回の実証実験を開始する経緯を語った。
また、12月26日にランニングフォームの自動解析と無人ショップを体験できる「皇居ランナーズスペースRun Pitアップデート! オープニングイベント~ヤハラリカさんと走るARゾンビナイトラン~」を19時半~21時半まで実施する。
実証実験に加えて、スマートグラス「nreal light」を活用した最新ARアトラクションも提供。休憩時には最新鋭ARシューティングゲームのZombie bomber AR(ゾンビボンバーAR)を体験できる。
Run Pitの月額会員または都度会員を対象にしたもので、参加費は無料(施設利用用は別途)。参加申し込みはウェブサイトで先着で受付中だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」