Googleは米国時間11月21日、人間に代わって予約を取る人工知能(AI)技術「Duplex」を使って、「Googleアシスタント」で映画のチケットを購入できるようになったと発表した。
この機能は米国と英国の「Android」搭載端末で利用できる。利用するには、特定の地域における特定の映画の上映時間をGoogleアシスタントに尋ねるか、Googleアプリで検索する。好みの映画館と上映時間を選ぶと、チケットを購入するオプションが表示される。
ウェブ上のタスクを実行できるように拡張した「Duplex on the web」技術のおかげで、Googleアシスタントが購入サイトを案内し、「Chrome」に保存された決済情報などを自動入力してくれるという。
Googleはこの機能のために70以上の映画館やチケットサービスと提携した。これにはAMC、Fandango、ODEONなどが含まれる。同社は2018年の年次開発者会議「Google I/O」でDuplexを発表していた。いずれはレンタカー予約にも利用できるようにする計画だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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