ヤフー親会社のZホールディングスとLINEが経営統合に向けて最終調整に入ったと日本経済新聞が11月13日に報じた。同紙によると、11月内にも経営統合の基本合意を目指すとしている。
ヤフー広報部に確認したところ、「事実確認中。こちらから申し上げることはできない」と回答があったほか、LINE広報部も同様に「事実確認中」とのコメントを返すにとどまった。
LINEのユーザー基盤は8000万人を超え、スマートフォン時代のポータルを目指すべく、音楽、マンガ、ニュース、決済、ECなど横展開を強化している。特にヤフーとは、ニュースやスマートフォン決済分野で直接の競合となり、直近まではキャッシュバック合戦を繰り広げていたばかりだ。しかし、こうしたキャンペーンの影響もあり、LINEの2019年1~6月期連結決算は最終損益で266億円の赤字に陥っていた。
【11月13日23時07分追記】両社から正式に、「当社が発表したものではなく、決定した事実はありません」とのコメントがあった。
【11月14日10時10分追記】両社が「検討を進めているのは事実」と正式に発表したため、記事を新たに掲載しました。
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