電気による照明や空調が利用できる現代でも、窓から入る日差しを活用しない手はない。暑い夏には日光をカーテンで遮り、寒い冬にはカーテンを開け放って太陽の明かりと熱を利用しよう。
そんなカーテンによる日差しの調整を自動化できるスマートデバイス「SwitchBot Curtain」が、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」に登場したので紹介する。
SwitchBot Curtainは、カーテンレールに取り付けると、カーテンの開閉を遠隔操作したり自動実行させたりできるデバイス。新しいレールやカーテンに交換することなくスマート化が可能なので、無駄がない。
導入はレールにぶら下げるだけで済み、至って簡単。円柱型のレール、U字型のレール、I字型のレールのいずれにも装着可能。SwitchBot Curtainを2台取り付けると、中央から左右に開くタイプのカーテンもスマート化できる。
カーテンの開閉は、Bluetooth連携させたスマートフォンのアプリや専用のリモコンで操作する。カーテンを手で直接動かしても開閉可能。
光センサーを搭載しており、日が差し込んだら夏は閉め、冬は開けるなど、日差しに応じて自動的に開閉させる設定もしておける。また、夜になったら閉め、朝になったら開くという制御もできる。さらに、定期的に自動開閉させて留守宅でも人がいるように見せかけると、泥棒よけになる。
オプション品の通信ハブ「SwitchBot Hub Mini」と組み合わせると、「Amazon Alexa」「Google Assistant」「Apple Siri」といった音声アシスタント機能に対応し、「Amazon Echo」「Google Home」「Apple HomePod」などのスマートスピーカーを介して音声コマンドで操作できる。そして、単純に開閉するだけでなく、照明のオンオフと連動させて開閉させるようなルーチン設定も施せる。
内蔵している容量3400mAhのバッテリをフル充電しておけば、8カ月使える。オプションの太陽光発電パネルを装着すると、バッテリ駆動時間を延長できる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間12月2日まで。記事執筆時点(日本時間11月7日14時30分)でキャンペーン期間は24日残っているが、すでに目標金額2万ドル(約217万円)の18倍を上回る約36万6000ドル(約3978万円)の資金を集めている。
SwitchBot Curtainの紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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