ストリーミング大手Netflixの大ヒットドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」は、同社を悩ませる「悪霊」を追い払うのに役立ったようだ。Netflixの有料契約者数は世界で1億5833万人に達した。同社が事前に示していた見通しにはわずかに及ばなかったが、同社の成長がピークを過ぎたのではないかとの懸念を和らげるには十分に堅調な実績と言える。
Netflixは米国時間10月16日、2019年度第3四半期決算(9月30日締め)報告で、「ストレンジャー・シングス」を視聴したアカウントは配信開始後の4週間でおよそ6400万件に達したとしている。
全体として、米国でのNetflixの成長は期待に及ばない結果となった。米国で新たに獲得したストリーミングサービス契約者数は52万人で、80万人という同社の事前の見通しに届かなかった。米国の総契約者数は6062万人だった。米国外では、当初予想されていた620万人をわずかに上回る626万人の新規契約者を獲得し、契約者数は9771万人に達した。
純利益は6億6520万ドルで、1株あたり利益は1.47ドルとなった。前年同期は、純利益が4億280万ドルで、1株あたり利益が0.89ドルだった。売上高は、前年同期比31%増の52億4500万ドルとなった。アナリストは1株あたり利益を1.04ドル、売上高を52億4800万ドルと予想していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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