Appleは、「iPhone」向けの最新ソフトウェア「iOS 13」をリリースした。最初のアップデートとなる「iOS 13.1」は9月25日にダウンロード可能になるようだ。さらに「iPad」では、Appleによるタブレット向けのソフトウェアが利用可能になる。
iPhone最新モデル「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」の発売は9月20日だが、旧モデルでは19日よりiOS 13をダウンロードできるようになっている。25日には、最初のアップデートであるiOS 13.1がリリースされるとみられるほか、タブレット向けに開発された「iPadOS」も同日登場する予定だ。
iOS 13では、ダークモード、新しいスワイプ入力方式のキーボード、刷新された「Photos」アプリが導入される。
iOS 13.1には、バグ修正のほか、「マップ」でETA(到着予定時刻)を友人や家族と共有する機能が含まれる。また、「Siri」ショートカットをオートメーションに追加できるようになる。ビジネスユーザー向けには、「User Enrollment」という新しい形態のデバイス管理機能が提供される。ユーザーは自分の端末を職場に持ち込み、企業データを保護しながら、プライバシーも維持できるようになる。
iPadOSは、AppleがiPad用に特別に設計した初めてのOSだ。これまでiPadには、iPhoneと同じソフトウェアが搭載されていた。iPadOSには、ダークモードなどのiOS 13と同じ新機能がいくつか搭載されているが、タブレット向けの特長もある。「Apple Pencil」関連の機能、ファイル管理、デスクトップに近いインターネットの体験を可能にする「Safari」の新バージョンなどだ。また、iPadでは、ホーム画面のデザインが刷新されているほか、マルチタスク機能が強化されている。コピー、ペースト、取り消しの操作はシンプルで直感的なジェスチャーでできるようになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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