ZOZOは6月24日、スマートフォンで足の3Dサイズが計測できる「ZOZOMAT」を無償で配布すると発表した。同日より予約受付をスタートし、2019年秋冬ごろをめどに発送を開始するという。
ZOZOMATは、マットに足をのせ、足の周囲をスマートフォンのカメラで撮影することで、マット全体に施されたドットマーカーを読み取り、足の3Dサイズの計測ができる。専用アプリの音声案内に従って撮影するだけで、「足長」や「足幅」、「足囲」などの複数箇所のサイズをミリ単位で計測でき、アプリ内で3Dデータを360度確認できるという。
マット自体は、ドットマーカーを含む基本レイアウトが用紙に印刷された簡素なものとしており、低コストで短期間での大量配布が可能。例えば、新聞などの紙媒体へZOZOMATのレイアウトそのものを広告として出稿したり、プリンターで印刷できるPDFファイルを配信するなど、より多くのユーザーに体験できる方法を検討しているという。
同社では、ZOZOMATのデータを活用し、自身の足のサイズに合った靴を試着なしでも注文できるECサービスの開発や、2019年秋ごろをめどに展開を予定している、ZOZOSUITで得た体型データを活用し、出店ブランドが企画する商品をマルチサイズ展開してZOZOTOWN上で販売するサービス「MSP(マルチサイズプラットフォーム)事業」での、ブランドとの商品開発などを見据えているという。
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