Netflixは6月13日、仏・アニメーションアカデミーのGOBELINS(ゴブラン)と、アニメーション業界における若手クリエイターを支援することを目的とした、パートナーシップを締結したと発表した。
ゴブランは、フランスの商工会議所の学校で、写真撮影、アニメーション映画制作、3Dアニメーション、モーションデザイン、ビデオゲームのプログラムを提供している。
今回の提携により、ゴブランとNetflixとの共同研究生プログラム「Netflix Animation Fellowship」を発足。毎年1名のゴブラン卒業生が来日し、Netflix東京オフィスのオリジナルアニメ制作チームに参加する。
選出された研究生は、プログラムを通じて日本のアニメーションの技術や、国内のクリエイターと接する環境のもと、自身のスキルアップとともに、Netflixオリジナル作品制作にも携わる。同プログラムの本年の研究生として、ゴブランの2015年入学生で、仏出身のクレア・マッツさんが選出された。
また、奨学生プログラム「Character Animation Scholarship Program」として、Netflixは今後4年間に渡り、アフリカ在住の学生に対して、年間最大10名に奨学金を支給し、ゴブランのキャラクター・アニメーション、およびアニメーション映画制作の大学院プログラムで勉強する機会を創出する。同プログラムの候補者は、9月に公表予定だ。
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