TableCheckは5月22日、レストラン特化型スマートフォン決済サービス「TableCheck Pay」において、スマートフォンの操作なしに会計が完了する「オートペイ」と、会計後に来店客がウェブ上で領収証を発行できる「クラウドレシート」の提供を開始すると発表した。オートペイは5月22日、クラウドレシートについては5月30日より利用できるようになる。
TableCheck Payは、現金やクレジットカードを使わずに飲食店で会計できるスマートフォン決済サービス。今回のオートペイにより、現金やクレジットカード、スマートフォンを使用せずに会計が完了し、スムーズに退店できるという。来店客は、飲食店予約サービス「TableCheck」で予約時にクレジットカード情報を登録することで、オートペイの利用が可能になる。
利用には、店舗側がクラウド型レストランマネジメントシステム「TableSolution」を導入する必要がある。初期費用や月額費用は無料(決済手数料3.19%、取引処理料として1取引あたり5円が発生)。飲食店側は、TableSolutionに会計金額を入力することでクレジットカード決済が実行され、会計業務が完了する。決済時には、来店客に決済金額の通知がSMSまたは、Eメールで送信される。
なお、オートペイを利用するには、TableCheckのマイアカウントで「TableCheck Payオートペイ」を有効にする必要がある。有効にすると、当日の飲食代金が自動で精算(上限の設定が可能)されるという。もし、自動精算の上限金額を超えた場合、来店客自身のスマートフォンから決済を承認することができる。
そのほか、クラウドレシートは、TableCheck Payで処理した会計の領収証をウェブ上で自動発行できる機能。従来、TableCheck Payでの会計時には、領収書の発行はスタッフに依頼する必要があったが、同機能により店舗で待たずに領収書が取得できるようになった。
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