自分の車が「Android Auto」に対応していなくても、大した問題ではない。「Android」フォンがあれば、「Googleアシスタント」に将来搭載される新機能「Assistant Driving Mode」を使って、ナビゲーションなどの運転支援を音声コマンドで簡単に利用できるようになるからだ。Googleは5月7日午前、年次開発者会議Google I/Oでこの新機能を発表した。このモードはまた、「Googleマップ」とクラウドソーシングのナビゲーションアプリ「Waze」の両方にも組み込まれる。
Assistant Driving Modeは、ナビゲーション、メッセージ、通話、メディアプレーヤーを中心に据えた新デザインのダッシュボードだ。車のダッシュボードのドックにAndroidフォンを装着するのが最も便利だが、そうしなくても同モードを利用できる。
始め方は簡単で、「Hey Google, let's drive」(ねえGoogle、運転しよう)と呼びかければいい。この起動フレーズを聞き取ると、Googleアシスタントが運転ナビゲーションのビューを最前面に出す。ここから、カレンダー、音楽、応答できなかった着信、そしてもちろん地図にも移動できる。たとえば、職場を出て友人とのディナーに向かうとしよう。Assistant Driving Modeが、カレンダーの次の予定にある目的地への道案内を申し出るかもしれない。
Assistant Driving Modeは、米国では2019年中に、Googleアシスタント対応Androidフォンで利用可能になる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス