Microsoftは米国時間5月6日、「Windows」「Mac」およびモバイル機器向けのビジネス生産性サービス「Office 365」で提供している分析ツール、「MyAnalytics」の新機能を発表した。このツールは、ユーザーが仕事の時間をどのように費やしたかを分析し、その情報をダッシュボードに表示するもの。
新機能の1つとして、過去1カ月間で業務終了後にきちんと仕事を離れることができた日数を知らせてくれるようになる。これにより、業務時間外に休息をとれる日を増やせるように目標を設定し、習慣化しやすくするという。また、フォーカス時間を効率的に確保するためのパーソナルプランを作成する機能も追加する。
Microsoftはこれらの新機能を、シアトルで開催中の年次開発者会議「Build」で発表した。IT業界では、デバイスやサービスの利用をより快適にすることを目指した取り組みが増えている。
Appleは、「Screen Time」と呼ばれる機能で、携帯電話の利用頻度やよく利用するアプリの種類を確認できるようにしている。Facebookなど特定のアプリの利用時間を制限することも可能だ。Googleも、「Android」向けに「Digital Wellbeing」と呼ばれるツールを提供し、スマートフォンやタブレットでソフトウェアの利用を管理できるようにした。ユーザーを夢中にさせ、タップ操作やスクロールを何時間も繰り返させることで知られるFacebookやInstagramでさえ、同じような機能を導入している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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