COMPASSは4月10日、AI型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」と学習管理ツール「Qubena Manager(キュビナマネージャー)」において、集団指導に特化した新機能「ワークブック」の提供を開始したと発表した。
同社によると、小学校で3割、中学校で5割、高校で7割の生徒が学習カリキュラムについていけなくなってしまう(教育七五三)と言われているという。そこで、この課題の解決に向けて、AIを活用した個別最適化学習(アダプティブラーニング)と、その学習データを分析・可視化することで子どもたちの学習をサポートしてきた。
今回追加したワークブック機能では、集団指導の学習管理を強化。クラスの学習進度や学力レベルに応じた、演習・テスト・宿題などをQubena上でワークブックとして作成して配信でき、クラス単位の学習進度や理解度、問題ごとの正答率などをQubena Managerでリアルタイムに把握できるようになる。加えて、ワークブックの作成時には、生徒が解答に要する予測時間が提示されるため、授業などの限られた時間の中でも活用できるという。
なお、2019年4月より、青翔開智中学校、近畿大学附属中学校をはじめとする全国の中学校・高等学校10校における、数学の集団授業でQubenaの導入が決定しているという。
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