「Windows 10 Redstone 4」最新テストビルド、「Edge」機能改善など

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2018年01月15日 12時32分

 Microsoftが、最新の「Windows 10 Redstone 4」テストビルド(「Windows 10 Insider Preview Build 17074」)を、「Fast Ring」と「Skip Ahead」を選択しているテスター向けにリリースした。

 Build 17074では、より多くのInsiderにウィンドウ管理機能の「Sets」がロールアウトされている。また、「Quiet Hours」の設定をより細かくできる改善も行なっている。

 興味深い新機能の1つとして、「Start」メニューにデフォルトで「Documents」と「Pictures」のフォルダへのリンクを表示するようになった点がある。これらのフォルダを素早く見つけることは容易ではなく、なぜないのだろうかと筆者は思っていた。

 また「Settings」の統合も進められており、「Disk Cleanup」の機能は「Storage Settings」に入れられた。「Sound Settings」でも細かい変更が加わっている。

 「Edge」では、ウェブフォームでのカード情報のオートフィル機能が加わった。EPUB、PDF、Reading Viewでのドキュメントやページを閲覧する際のルック&フィールも新しくなっている。

 最新ビルドの修正と更新リストによると、このビルドには「SpectreとMeltdownからInsidersを保護する緩和策が含まれている」という。

 このほか、「Windows 10 S」にも触れている。

 一部のテスターが発見したように、「Windows 10 S」をInsiderテストで利用している人は、PCに「Windows 10 ProをS Modeで動かしている」と表示される(「Windows 10 Pro in S Mode」というのは、「Windows 10 S」のためのMicrosoftの公式なフルネームのようだ)。Microsoftの代表者は、「この変更は意図したもの」であり、現時点では2018年4月頃に予定されている、Windows 10 Redstone 4のメインストリームユーザー向けリリースが近づいたらさらなる情報を提供すると述べている。

Windows 10
提供:Microsoft

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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