Adobeは米国時間3月16日、堅調な第1四半期決算(3月3日締め)を発表した。今回も「Creative Cloud」の経常収益が業績をけん引した。純利益は3億9800万ドル、1株あたり80セントだった。
売上高は前年同期比22%増の16億8000万ドル、非GAAPベースの1株あたり利益は94セントだった。
アナリストらの予想では、売上高が16億5000万ドル、1株あたり利益は87セントだった。
Adobeは、サブスクリプションベースのサービスにうまく移行させたことにより、好調を維持している。Creativeの売上高は過去最高の9億4200万ドルに達したという。SMB部門と、Creative Cloudグループ版製品が好調だったことが、第1四半期のCreative Cloudの成長をけん引したとAdobeは述べた。
一方、「Adobe Marketing Cloud」の売上高は前年同期比26%増の4億7700万ドルだった。「Document Cloud」の売上高は1億9600万ドルで、「Acrobat」サブスクリプションと「Adobe Sign」などのアドオンサービスが引き続き伸びたことが好調の理由だった。Adobeの「Digital Media」部門全体の売上高は11億4000万ドルだった。
現四半期について、Adobeは17億3000万ドルの売上高を見込んでいる。アナリストらは、売上高17億2000万ドル、1株あたり利益は91セント以上になると予想している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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