ドコモ、2016年冬モデル13機種を発表--オリジナルスマホ「MONO」も登場 - (page 2)

フィーチャーフォンやらくらくシリーズも充実

 通常のスマートフォン以外では、富士通製「らくらくホン F-02J」「らくらくスマートフォン4 F-04J」、富士通製「キッズケータイ F-03J」、シャープ製「AQUOS ケータイ SH-01J」、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製「P-smart ケータイ P-01J」、NECプラットフォームズ製「Wi-Fi STATION N-01J」の6機種を展開する。

 らくらくホンの新モデルでは、初めて高音質通話「VoLTE」に対応。また、相手の声を聞き取りやすくする「はっきりボイス」や、反響音を削除してより明瞭な音声を届ける新機能「響きカット」も搭載された。よく電話する相手にワンタッチで電話をかけられる「ワンタッチダイヤル」にも対応している。電話帳登録外から電話がかかってくると、発信者側に迷惑電話防止機能を設定していることをガイダンスで伝える機能も備えた。12月中旬に発売予定。

「らくらくホン F-02J」
「らくらくホン F-02J」

 らくらくスマートフォン4は、約90度(22mm)の広角1300万画素カメラを搭載。風景と人物の配置を気にすることなく撮影できる。また、アルバムではボタンを押すだけで、簡単にお気に入りの写真をまとめてくれる。高音質通話が可能な「VoLTE(HD+)」に対応するほか、Google Playで好みのアプリをダウンロードすることもできる。気になる言葉をタッチするだけで知りたい情報にたどり着ける「らくらくワンタッチ検索」にも対応した。2017年3月に発売予定。

「らくらくスマートフォン4 F-04J」
「らくらくスマートフォン4 F-04J」

 キッズケータイでは、ワンタッチキーで最大4人に簡単に電話を発信できる。防犯ブザー連動機能により、ブザーを引くだけであらかじめ登録してある連絡先に、電話発信をしたり位置情報を通知したりできる。また、子どもが見守り範囲を離れると、Bluetoothでつながっている親のスマートフォンとキッズケータイの両方に通知するように設定できるほか、Linkingに対応した機器と連携することで、親が外出中でも子どもの帰宅などを把握することが可能。2017年2月に発売予定。

「キッズケータイ F-03J」
「キッズケータイ F-03J」

 AQUOS ケータイは、VoLTEに対応しているほか、シャープの独自技術「でかレシーバー」によって、より相手の言葉が聞き取りやすくなっている。800万画素のカメラを搭載しており、HDR機能によって逆光シーンでも、黒つぶれや白とびをおさえた写真を撮影できる。さらに、GMSに対応するため、海外での旅行や出張でも活躍する。10月21日に発売予定。

「AQUOS ケータイ SH-01J」
「AQUOS ケータイ SH-01J」

 P-smart ケータイも同じくVoLTEに対応しており、パナソニック独自の技術「プレミアムトーク」によって、大きい音や自然な音で相手の声を聞き取れる。ボタンの文字がはっきり見やすく押しやすい人間工学キーを採用しているほか、画面表示する文字も大きいためメールや電話の操作も快適。知らない相手や非通知の着信の際に、メッセージで相手の名前を確認できる「あんしん応答」にも対応した。11月上旬に発売予定。

「P-smart ケータイ P-01J」
「P-smart ケータイ P-01J」

 Wi-Fi STATIONは、国内最速クラスの受信時最大682Mbpsを実現するデータ通信端末。同梱のクレードルに800MHzと2.4GHz(Wi-Fi/Bluetooth)対応のアンテナを内蔵しており、本体をセットすると受信感度が向上する。また、有線LANポートを搭載し、固定回線や有線LAN接続も利用できる。キッズケータイと同様に、Linkingに対応した機器と連携して、子どもの帰宅を通知したり、設定した室温を超えると、スマートフォンへ通知するなどの機能を搭載する。2017年3月に発売予定。

「Wi-Fi STATION N-01J」
「Wi-Fi STATION N-01J」

「みえる電話」や法人向け「dマガジン」も

 同日には冬モデルにあわせて、さまざまな新サービスも発表された。

 まず、「みえる電話」は通話相手の言葉をリアルタイムに文字に変換して、スマートフォン画面に表示するサービス。通話相手に特別なアプリや電話仲介者を必要とせず、難聴者の通話コミュニケーションを支援する。10月19日から2017年3月末まで最大1000人を対象にトライアルサービスを提供する予定だという。


 電子雑誌読み放題サービス「dマガジン」の法人向けである「dマガジン for Biz」を12月に提供することも発表された。あらかじめ登録されたWi-Fiエリアに接続された複数端末に対してdマガジンを配信するもので、法人の利用料は月額5000円から。カフェや病院、美容院、宿泊施設などでの利用を想定しているという。

 「dカード」のラインアップには、新たに「dカード プリペイド」が追加された。「iD」「MasterCard」の決済機能と、ポイントカード機能「dポイント」を搭載したプリペイドカードだ。審査が不要なほか、チャージした分だけを計画的に利用できる。また、200円ごとに1ポイントのdポイントがたまるほか、ローソンでの買い物が3%割引になるという。

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