2011年6月23日にサービスを開始し、今年で5年の節目を迎えるLINE。全世界での累計登録ユーザー数は10億人を超え、月間アクティブユーザー数(MAU)は2億1500万人(2015年12月末時点)に達しているという。
これまでに提供されたスタンプ総数は全世界で25万8000セット以上(2月末時点)で、1日あたりの最大送受信回数は24億回以上を記録。2015年度の年間スタンプ売上総額は253億円に及ぶ。また、ユーザーがスタンプを制作・販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」において、売上げトップ10のクリエイターの平均販売総額は2.23億円となっている。夏には、LINEのトーク画面全体を活用した「ポップアップスタンプ」を提供する予定だ。
LINE GAMEで提供するタイトルの総ダウンロード数は6億4000万件を突破(2月末時点)。特にパズルゲーム「LINE:ディズニー ツムツム」の人気が高く、日本国内における月間アクティブユーザー数は1300万人以上となっている。今後はミッドコア領域を中心にタイトルを拡充していくほか、トランスリミットやSmilegate Megaport、Sundaytoz、さらにサイバーエージェントとの合弁会社であるグリーンモンスターとのパートナーシップによる新規案件が進行中だという。
同日のカンファレンスで登壇したLINE代表取締役社長の出澤剛氏は、今後のミッションとして「Closing the distance」を掲げた。LINEを入り口として、オンラインとオフラインを問わず、いつでもどこでも自分が必要とする人や情報・サービス、企業・ブランドとシームレスに繋がり、すべてが完結する「スマートポータル」の実現を目指すとしている。
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