アップル、「iPhone」用のワイヤレス充電技術を開発中か - (page 2)

Katie Collins (CNET News) 翻訳校正: 編集部2016年02月01日 07時18分

 それでもAppleは、長距離ワイヤレス充電機能によって自社製品を市場で差別化できる可能性がある。同社最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は先週、市場は「過酷な状況」下にあり、見通しは暗いと述べていた。Appleは引き続きかなりの利益を上げているが、1年前と比べてiPhone販売台数はほぼ横ばい、iPad販売台数は減少している。しかし両製品は今でも同社売上高の4分の3以上を占めているため、消費者が両製品を使用し続けるかどうかがAppleの運命の鍵を握っている。

 Appleは、電磁誘導方式と呼ばれるワイヤレス充電技術を「Apple Watch」の充電に使用している。同技術では数ミリメートル以内にあるデバイスを充電できるが、Appleは2010年、およそ1メートル離れたデバイスの充電が可能な同様の技術の特許を出願しており、この技術では「iMac」を充電ハブとして使用することを想定しているとBloombergは伝えている。

 もし、Appleがこの技術に取り組んでいるとしても、同社が披露する次期デバイスに搭載されるとは考えづらい。Appleは、小型の4インチiPhoneと新しいiPad Airを3月に発表するとうわさされている。

 米CNETは、Appleにコメントを求めたが直ちには得られていない。

Appleは、iPhoneやiPad向けにワイヤレス充電技術に取り組んでいると報じられた。
Appleは、iPhoneやiPad向けにワイヤレス充電技術に取り組んでいると報じられた。
提供:Sarah Tew/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]